2010-03-19 幸福論 アラン フランスの哲学者、アランは 「心優しき哲学者」 とも評されている。この本はルーアンの新聞に連載された 「プロポ(哲学断章)」を収録したもので、 計93ある。一貫してアランが主張しているのは、 幸福であるか否かは、周囲によるものではなく 自分自身の気の持ちようであるという点。自分で幸福をコントロールできると思えば、 優しい気持ちになれるものである。「幸福になることは、また他人に対する義務でもあるのだ。 (アラン)」